うつについて Vol.1 生き方・在り方修正リマインダー



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経験しました、鬱について
2019年11 月に纏めた記事です。




2024年現在は、心理学ではなく、法のはなしをお伝えしています。法(事実・真相・道・悟)からみたら、鬱というものはなく、鬱と名づけられた様子を言語であらわしてみますと、

元気がない、
気力が湧かない、
やる気が起きない、
学校へ行けない
仕事に行けない
何もしたくない、
人に会いたくない
謎に生き苦しい
もうがんばれない
希死念慮

などなど、
他にも様々な症状がありますが、
そのような心身の状態のことですね



事実・真相は、今の事実のことですから
今のありよう
それがそれであること で完璧です




ですから、


元気がない は 元気がない 
で、完璧です

元気がないときは、元気がないというあり様以外ありませんから

元気がない そのまま です



気力が湧かない は 気力が湧かない

やる気が起きない は やる気が起きない

何もしたくない は 何もしたくない

人に会いたくない は 人に会いたくない 

謎に生き苦しい は 謎に生き苦しい

もうがんばれない は もうがんばれない



そのままでいいんです
問題ないのです

今、元気がないなら、
今、元気がないのですから、
元気が出るまでゆっくり休めばよいのです






でも、事実・真相・法のことを知らなかったり、人間の心理、鬱の時の心理についても正しく知らないと、

なんとなく、漠然と、
本人も、 ご家族も、周りのひとも、
鬱は悪いもの とか、
早く治さなくてはならない とか、
まだまだ、そのような誤解や思い込みが
多いです






そのような誤解があると、本人もご家族や周りのひとも、"元気がない" "もう頑張れない"
という事実をありのまま受け入れられないので、そうすると、回復とは逆の方向の対処をしてしまい、長引いたり、悪化させてしまいます






本人は、頑張って頑張って頑張り続けて
もう既に頑張っていて、頑張ることが限界なのに、家族や周りから「頑張れ」なんて言われようものなら、それはもう絶望の極みなんです。






JIONはまず、自身が鬱だと自覚するまでに時間がかかりました。
家族の理解もなかなか得られず、自責が続き、長引きました。






ですので、JIONの経験をもとにお話しさせていただきますと、
鬱などの精神的な病やDVに関しては、

早期の自覚


が重要です。悪化したりすると命を失う場合もあります。
自覚できていないと正しい対処が出来ません。


まずは、できる限り早く自覚していただけるように、
自覚から真の回復までの心理学的アプローチでの道のりを数回に分けて綴っています







♦︎鬱と呼ばれる症状の内容は
どういうものなのか

♦︎多くの方が誤解していること

♦︎鬱になる本当の理由

♦︎根源にアプローチすることで
鬱を卒業できること



などをお伝えします。

今現在、鬱やDVに苦しまれている方の解決に繋がりましたら幸いです。











鬱の経験


元パートナーの双極性障害、いわゆる躁鬱からのDVで離婚を経験し、その12年後に自分が鬱になりました




日本は鬱と呼ばれる症状を発症されているひと、悩んでいらっしゃるひとが大変多い国ですね。

日本という国特有の観念も大きく影響していると思います。





うつ編、Vol.1〜7まで、長くなりますが、ひとつの例として参考にしていただけたらと思います。






ただ、JIONは、医療機関での治療は受けておりません。

その理由は、

①発症当初、どの思いかは特定出来ていませんでしたが、己の 考え方とか、観念が原因なのだろうと漠然とわかっていた

②薬は対症療法であり、薬を飲むことだけでは真の回復=鬱の根本原因の解消には至らないと、直感的にわかっていた

③お金の余裕がなかった(すでに働けなくなっていたため)

この3つの理由からです






なぜ自分は、この状態になったのだろう…

“自身の鬱の真の原因を、自身で突き止めたい”

という、とても強い欲求があって、独学で心理学を学び始めました。




②について誤解なさらないでいただきたいのですが、医療機関での投薬治療の否定や批判をしているのではありません

症状は一人一人違いがあります。
投薬治療が必要な症状の方もいらっしゃいます。




JIONは医師ではありませんから、医療的な治療については詳しく、正しく説明出来ません。なので、それについてはここでは触れません。




JIONが、自身の鬱について、最初は自身以外のところに原因があると思い込んでいたところから、自分以外のところに原因はないと気づき、そこから鬱を卒業できるまで、自分と徹底的に向き合ってきたなかで体得したことを綴っています






多くのひとが、勘違いしていること

うつを悪いものとして捉えていること









うつは悪くないです

ダメではないです

うつになったら、情けないとか、弱いとか
まったく違います



それらの認識は
大きな大きな間違いです








闘病なんて言葉がありますが

闘わない








受け入れて、うつと平和協定を結ぶんです

これは、どんな病にも当てはまります









闘わないでください

うつを、認めてください

すでにもう そう成っています







必要だから起こりました

何かに気づくために







だから ありがとう なんです











今、鬱のひとは、

鬱でいいよ、と認めて、受け入れて

鬱であることを許してくださいね




 



それが、そのまんま


今のあなたなの あり様です


否定せずに、抵抗せずに、


そのまんま受け入れてあげてくださいね










JIONも最初は、そのまんま受け入れられていなかったんです


休むことも許せていなかったんです






自分で自分を生きづらくしている観念に気づかせてくれるために起きたのに、

生き方、在り方、ものごとの捉え方を
修正するための、己からのリマインダーなのに、悪者にしちゃったんです

それで苦しかったんです








そこの勘違いに気づいて、

「うつでいていいよ。」と許したら
心から休めるようになりました




それが、回復への第一歩となりました










前説が長くなりました

(え?まだ前説 笑)










先に結論からお伝えしますね








このブログでは、ひとの心理を色々綴ってきていますが、

悩み苦しみの根源は、観念・信念・非合理的ビリーフ・思い込み・決めつけなどが原因ですと、一貫してお伝えしています









ですから、原因である

"自分を苦しめている観念や非合理的ビリーフを持っていることにまず気づくこと"


"観念や非合理的ビリーフが自分を縛っていると気づくこと"







これに気づければ、もう自分に必要ないと腑に落ちて、それら観念への執着が自然と手放せて、生き苦しさからが徐々に解放されていくわけです









うつも同じなんです








ある思い込みや観念が邪魔をしていて、
感情をありのままに感じること、表現することが素直に出来なくなってしまうことが原因です








どんな観念かというと、

《やさしさ》 や 《正しさ》









ですので、《やさしさ》 と 《正しさ》を

手放せば、回復します










《正しさ》については、【自分の正しさを手放す】という記事にも纏めています。そちらもお読みいただけたらと思いますが、ざっくり説明しますと、


自分だけの正しさ=自分だけの正義







間違った解釈で持っている《正しさ》です




この間違った解釈、偏った解釈で自分だけの正しさを握っていると、

自分の感情の責任を取らずに、相手のせいにしたくなります








自分の正しさ、正義をアピール・証明するには、悪役がいないと成り立ちませんから、
相手を悪者に仕立て上げます







本人は自覚なくやっているんですけどね…

何の疑いもなく、自分が正しいと信じ込んでいますから、相手が悪いというのも何の疑いもなく信じ込んでいます






この観念の解体が、手強いんです
自分の解釈が間違っていたと、真に気づいて自覚できるまで、もの凄い抵抗が起きますから、ここが難関。


多くのひとが逃げてしまいます
保身したくなります


気づきと自覚がなければ、手放せません





ざっくりですけど、自分だけの正しさは、

・調和に向かわない心の向き
・頑固で、柔軟な心ではない

ということが何となくご理解いただけると思います









そして、もうひとつの観念

《やさしさ》







やさしさ を手放すなんて言うと、

え?なんで?
やさしいことはすばらしいことでしょう?

やさしさを手放すだなんて、おかしくね?


と、
やさしさを大切にされている人は、
疑問や抵抗を強く感じるのではないでしょうか。








JIONがここでお伝えするのは、

観念としてのやさしさ


のことなんです









間違った解釈で、自分のものとして持っているやさしさ



のことなんです








だから、"自分だけの正しさ" なんですね








これだけではまだわかりづらいですから

順を追って説明していきますね。











誰もがご存知のように、うつの症状が
あらわれるきっかけは、『ストレス』です







『ストレス』を機に発症しますから、人間の思考としては、それが真の原因だと考えてしまいます



ゆえに、
ストレスのもととなった出来事、または環境、これらを改善しよう
ストレスなくなる(だろう)
うつが回復する(だろう)

と考えて、対処しようとします。








けれども、これはうつの根源的な原因からズレてしまっている対処です






うつがはじまることになったストレス=出来事や環境の中にずっと身を置くのは、もちろん大変しんどいですから、改善したり、または離れたりするなど、対処することは大切です








同時に、対処するべきは、

そのストレスはなぜ生じているのだろう


というところなんですね。







そのストレスが生じた【原因】は、出来事や環境には無いんです。
ですから、出来事や環境が改善されたり、離れられたとしても、根源的な解決にはならないのです







「真の原因」が改善されていないと、
一時的に寛解しても繰り返したり、長引いたりします。







冒頭に、元パートナーもJIONも経験したとお話ししましたが、真の原因がわからなかったので、DVは3年間と長引きました。JIONのうつは6年間。






(離婚後連絡を交わしていないため、元パートナーが治療をしたのか、回復したのかなどは一切わかりません)








JION自身は、『私はうつなんだ』とはっきり自覚・受け入れられるまでに2年ほどかかり(からの巣症候群だと思い込んでいました)、1年自主勉強。

この3年間は根源の観念へのアプローチからは全くズレた対処をしていました。







そして、根源の観念にアプローチすることが真の回復となることに気づいて、自覚して、観念が解消するまで、3年かかりました。







それくらい、根源からズレた対処をしている限り、鬱からの卒業は難しいです







ですから、出来事や環境の改善を試みたり、
必要な方は受診、投薬治療をしながら、



根源の原因、

間違った解釈で、自分のものとして持っているやさしさ、正しさがあること


にまずは気づき、自覚することが重要なんです






まずはここ






うつの回復は、ここが大きな壁で
大変難しいところなんですね。。。











Vol.2へ続きます




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